FIREへの道~アラフィフ独身男のリアル飯~

節約

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立と早期退職を目指すライフスタイルのことです。つまり、十分な資産を築き、投資などで運用しながら働かずに生活できる状態をいいます。普通のサラリーマンが普通に生活していたのでは十分な資産を築くことはできません。節約で支出を抑え、浮いたお金は投資に回す。徹底した節約がFIREへの道を切り開いてくれます。節約のなかでも固定費の削減が一丁目。その中でも一番地になるのが食費。それでは、FIREに向けたリアルな食卓事情を紹介します。

朝ごはん:塩おにぎりでゼロコスト

朝ごはんは一日の始まりを支える大切なエネルギー源。とはいえ、かつてはまったく朝食を取らず、今思えば晩ごはんの食べすぎやお酒の飲みすぎが原因だったかもしれません。

「朝食を抜くと節約になる」と思いがちですが、規則正しい食生活を送ることで、実は最もコストがかかる晩ごはんの節約につながります。つまり、朝食をしっかり取ることが、健康と節約の両面でメリットをもたらすのです。

朝はパン派の人も多いですが、一人暮らしだとパンを焼くのは意外と面倒。そこでたどり着いた結論が 「塩おにぎり」。前日のごはんを握るだけのシンプルな朝食ですが、実は最強の選択肢なのです。

  • 手間いらず:前の晩に炊いたご飯を握るだけ
  • コストゼロ:お米はふるさと納税を活用すれば、ほぼ無料
  • 栄養バランス◎:シンプルだからこそ、胃に優しく、エネルギー補給に最適

健康と節約の両面でメリットのある朝食を取り入れることで、長期的な食費節約にもつながります。

昼ごはん:自作弁当でゼロコスト

会社での昼食は、最初は会社が手配する弁当を食べていました。補助があり安価だったものの、年々値上がりし、特に魚が苦手な私には、メインのおかずを食べられない日が週に何度も…。やむなく会社弁当をやめ、次に選んだのは毎日うどん屋での外食。(うどん県ならではの選択!)

しかし、会社の工場設備が拡張されるたびに駐車場が遠くなり、昼休憩の外食が厳しくなってしまいました。その結果、コンビニの弁当やサンドイッチ中心の昼食へとシフト。気軽に買えるものの、毎日のコストは積み重なります。

FIREを目指すと決めたことで、自炊をスタート。それに伴い、昼食も自作の弁当を持参するスタイルに変更しました。

  • おかず&ご飯は前日の晩ご飯の残りを活用
  • 飲み物は水筒を持参し、会社で飲料水を補給

これにより、昼食代はほぼゼロ円!晩ご飯の際に少し多めに作ることで、無理なく続けられています。

夜ごはん:自炊スタイルで1日500円。

夜ごはんは、一日のメインイベント。仕事で疲れた体と頭に栄養補給する大切な時間です。しかし、かつてはコンビニ弁当やスーパーのお惣菜が定番でした。手軽でおいしいけれど、長く続けるうちに「食べ飽きる」「意外とコストがかかる」という問題に直面。

そこで、FIREを目指すようになってからは、自炊にシフト!20年以上前に購入した炊飯器を引っ張り出し、ニトリで深めのフライパンを購入。あとはスーパーで食材を買えば、好きなものを格安で楽しめます。

例えば:

  • 野菜は1,000円分買えば1週間分は確保可能
  • 肉類は少量でもOK、ウィンナーを活用するとコスパ抜群
  • 基本調味料(醤油・だし入り味噌・カレールー)があれば多様な味付けが可能

結果として、1日平均500円で大満足の食事を実現!
FIREを目指すなら、食費を賢く抑えつつ、栄養バランスも考えた自炊スタイルが最適です。

晩酌:50円ハイボールで至福のひと時

かつてはビールばかり飲んでいました。夏の暑い日にキンキンに冷えたビールをゴクゴク…まさに至福のひととき。しかし、ふと気づいたのはそのコストの高さと、さらには痛風の発症(現在は薬を服用中)。そんな状況を見直し、選んだのがハイボールです。

  • 紙パックウィスキー(1.8L / 1480円)で約60杯分
  • 炭酸水はふるさと納税で確保
  • 糖類ゼロ、プリン体ほぼゼロ

1日1~2杯のペースなら、たったの50円で至福のひと時。コスパ最強の晩酌が叶います。ビールよりもコストを抑えながら、満足感も劣りません。痛風対策にも最適?です。

休日:1000円で出来る満足料理

コロナ禍をきっかけに休日の外食習慣が大きく変化した。かつては毎週欠かさず訪れていた焼肉や居酒屋も、今では家食が主流に。若い頃は年間100回もの焼肉生活を楽しみ、ビールも好きなだけ飲んでいたが、その結果痛風に悩まされることに。こうした経験を経て外食の頻度は激減し、代わりに家食を充実させるようになった。週末朝の日課だったうどん屋は自炊うどんへと変化(最近の冷凍うどんはすごい)。昼食は軽めに済ませることが多いものの、早めの晩ごはんは1,000円の予算内で自由に楽しむ自炊タイムへとシフト。コロナ禍が唯一もたらしたメリットはこのFIRE向きの食生活かもしれない。

まとめ:持続可能な月2万円生活

ここまでFIREに向けたリアルな食卓事情を紹介してきました。独身生活だと月2万円あればじゅうぶん満足な食生活が送れています。平日は仕事中心で食事は楽しみよりも効率&コストを優先。休日は少しだけ楽しみを取り入れつつも、外食を抑えて自炊にシフト。

FIREへの道は、ガマンいらずの持続可能な食生活が後押ししてくれるはずです。

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