NVANで車中泊を楽しむために、いくつかの工夫をしています。今回は収納力アップのための収納棚について紹介します。よく見かけるのは車内の後ろ側に左右を渡す形で取り付けている棚ですが、私の場合オートバイの積み込みをする機会があるため、これが使えません。そこで考えたのがサイド(右側。左側にオートバイを積み込み)への取り付けでした。FIREを目指す身としてはDIYが基本。使い勝手も良いですし、予算もできるだけ安く仕上げましたので、詳しく紹介します。
材料選び
木材(杉。長さ2000mmx幅210mmx厚さ20mm)
近くのホームセンターで550円で購入。
折りたたみブラケット棚受け金具(20cm)
アマゾンで約700円で購入。(2個セット)
油性ニス(ウォールナット)
近くのホームセンターで約700円で購入。(120ml)
イレクターパイプ(1200mm)
近くのホームセンターで約600円で購入。
イレクタージョイント
近くのホームセンターで2個 約200円で購入。
その他、ブラケット固定ボルト(35mm)など合わせても合計3000円以内で収まりました。
加工、組み立て、塗装
木材加工
実際に車内を計測して、1210mm長さに設定。スライドドアのレール部分は車内にでてきているので、それに合わせて棚もカット。残りの板は600mmにカットして、後ろ窓の目隠しに使いました。
木材塗装
車内で使用のため一度塗りにしました。ニスはかなり余りましたので、そのほかのテーブルなどにも使用しています。でも油性は失敗でした。車内だと匂いがとれるまで2週間以上はかかりました。水性をおすすめします。(水溶性と間違わないように!)
イレクターパイプの取り付け
イレクターパイプの長さは丁度よかったのでカットの必要はありませんでした。端部のジョイントを使ってねじで止めればOK。
折りたたみブラケット棚受け金具の穴加工
当初は窓の目隠し板に付属のねじで止めようと考えていました。車内で切った棚板を合わせてみると、ブラケットから前側にかなりオーバーハングするため、ねじ止めでは少し強度が心配になってきました。目隠し板はNVANについているユーティリティボルト穴を利用して取り付けるので、そこに棚受け金具もボルトで伴締めすることにしました。棚受け金具のちょうどいい高さのところにボルト用の穴を開けました。もちろん目隠し板のほうにもボルト用の穴を4か所開けています。
車内取り付け
最初に目隠し板と棚受け金具の取り付けをしました。(先に棚板と金具をつけてしまうと、棚が長いので取り付けがかなり難しいと思います。) 取り付けた金具の上に棚板をおいて、クランプで棚板を仮止めし、金具と棚板をねじ止めしています。金具がボルト一本での固定になるので大丈夫かなと思っていましたが、実際つけてみるとかなりしっかりと固定されました。前側にかなりオーバーハングしていますが、運転中もぜんぜん大丈夫です。

折り畳みの金具にしたので、広く使いたいときは畳むこともできます。(畳まなくてもバイクは乗るので、畳むことはないのですが。。。)

まとめ
3000円以内で作った割にはかなりいい出来栄えになったと勝手に思っています。ものが落ちないようにと取り付けたイレクターパイプも車中泊に出かければ、衣服やタオルをかけておくハンガーポールとして大活躍です。快適さがアップして、ますますNBAN車中泊での旅が楽しみになりました。楽しみながらFIREを目指せそうです。
コメント